ACL三相入力（受電）リアクタ

乾式鉄心シリーズリアクタ

変周器（VFD）システム用の入力および出力リアクタは、VFDおよび速度コントローラを保護するために設計されています。運転中、VFDやコントローラはサージ電流およびサージ電圧の影響を受けやすく、これが性能の低下や装置寿命の短縮を引き起こす可能性があります。入力側にインピーダンスリアクタを設置することで、サージ電圧および電流を抑制し、高調波干渉を防止して装置の寿命を延ばすことができます。

可変周波数運転中は、高調波や波形ひずみが発生し、装置の正常な動作に影響を与える可能性があります。出力側に設置する出力リアクトルは、こうした高調波電圧および電流をフィルタリングし、電源品質を改善します。当社の入力・出力リアクトルシリーズは高品質の珪素鋼板を用い、特殊な製造プロセスによって生産されており、小型で低発熱、無音運転を実現しています。

これらのリアクトルは、Siemens、SanKen、Hitachi、Toshiba、Panasonic、Yaskawa、Inovance、Danfoss、Fuji、Eurotherm、LG、Omron、Hyundai、Schneider、Lenze、Emerson、Converなど、多数のVFDブランドと互換性があります。

モデル説明

製品の特徴

• 電源により、他の機器に顕著な干渉（妨害、過電圧）が生じる場合があります。
• 相間電圧の不均衡：定格電圧の1.8％。
• インピーダンスの低い配線（VFDの定格値の10倍を超える電力変圧器）。
• 単一のラインに複数のVFDを設置し、ライン電流を低減する場合。
• 力率改善用コンデンサまたは力率改善装置（cosφ）の使用。

IV. 動作条件

• 海抜：≤ 1000メートル。
• 周囲温度：-25°C ～ +45°C；相対湿度 ≤ 90%。
• 適切な換気を確保すること。キャビネット内に設置する場合は、追加の換気装置が必要です。

技術的性能パラメータ

1. 定格動作電圧：380V／440V、50Hz
2. 定格動作電流：40°C時、5Aから1600A
3. 絶縁耐力：コアと巻線間で3000VAC／50Hz／5mA／10秒の耐電圧試験を実施し、フラッシュオーバーなし（工場出荷時試験済み）
4. 絶縁抵抗：1000VDC時、≥100MΩ
5. リアクトルノイズ：リアクトルから水平方向1mの位置で測定し、65dB未満
6. 保護等級: IP00
7. 絶縁等級: F以上
8. 規格準拠: IEC289:1987 リアクタ、GB10229-88 リアクタ（IEC289:1987と同等）、JB9644-1999 半導体電動機駆動用リアクタ

配線方法

技術性能表

設置寸法表