OCL三相入力（受電）リアクタ

I. 概要

変周器（VFD）システム用の入力および出力リアクタは、VFDおよび速度コントローラを保護するために設計されています。運転中、これらの装置はサージ電流やサージ電圧に頻繁にさらされ、これが性能に大きな損傷を与え、寿命を短くする可能性があります。入力側にリアクタを設置することで、サージ電圧および電流を抑制し、VFDまたは速度コントローラを保護するとともに、その耐用年数を延ばし、高調波干渉を低減します。

VFDは可変周波数によって速度を制御するため、運転中に高調波や波形ひずみが発生し、正常な性能に影響を与える可能性があります。出力側のリアクトルは、こうした高調波電圧および電流をフィルタリングし、電源品質を改善します。当社の入力／出力用リアクトルシリーズは、高品質の珪素鋼板を特殊な製法で製造しており、小型・低発熱・無音運転を実現しています。

これらのリアクトルは、Siemens、SanKen、Hitachi、Toshiba、Panasonic、Yaskawa、Inovance、Danfoss、Fuji、Eurotherm、LG、OMRON、Hyundai、Schneider、Lenze、Emerson、Converなど、多数のVFDブランドと互換性があります。

II. 型式の説明

III. 製品特徴 -

電源が他の機器に顕著な干渉を引き起こす可能性があります（妨害、過電圧）。 - 相間電圧の不均衡：定格電圧の1.8%。 - 低インピーダンス線路（VFD定格値の10倍を超える電力変圧器）。 - 単一の線路上に複数のVFDを設置して線路電流を低減。 - 力率補正用コンデンサまたは力率補正装置（cosφ）の使用。

IV. 動作条件 -

標高：≤ 1000メートル。 - 周囲温度：-25°C ～ +45°C；相対湿度 ≤ 90%。 - 適切な換気を確保すること；キャビネット内に設置する場合は、追加の換気設備が必要です。

V. 技術的性能パラメータ

1. 定格作動電圧：380V／440V、50Hz 2. 定格作動電流：40°C時5A～1600A 3. 耐電圧：コア－巻線間3000VAC／50Hz／5mA／10秒でフラッシュオーバーなし（工場出荷時試験済み） 4. 絶縁抵抗：1000VDC時で≥100MΩ 5. リアクタノイズ：リアクタから水平方向1mの位置で<65dB 6. 保護等級：IP00 7. 絶縁等級：F以上 8. 適合規格：IEC289:1987リアクタ、GB10229-88リアクタ（IEC289:1987と同等）、JB9644-1999半導体電動機駆動用リアクタ

VI. 配線方法

VII. 技術性能表

VIII. 取付寸法表